性別 女性
イニシャル A.Y.さん
引きこもりになった時の年齢 24歳
引きこもりを脱した時の年齢 27歳
引きこもりしていた期間 3年

私は大学を卒業後、大きな病院の経営する介護付きの老人ホームに就職しました。しかし、その職場が自分には合わず、どんどん病んでいき、ひきこもりになってしまいました。

私が引きこもっていた期間は約3年です。その間は誰にも会いたくないし、外にも出たくありませんでした。

そんなひきこもりの私を救ってくれたのは、友人の結婚でした。

私がひきこもりになるまで

医療系の大学を卒業後、介護付の有料老人ホームに就職が決まりました。両親が共場働きておばあちゃんに育てられたのでかなりのおばあちゃんっ子で将来は、そんなおじいちゃん、おばちゃんに関われる仕事がしたいと中学生の頃から思っていました。そして、念願叶って老人ホームに就職することができました。

しかし、介護の現場は私が想像していたよりもはるかに壮絶で私のキャパシティはオーバーしてしまいました。おじいちゃん、おばあちゃんにご飯を少しでも食べてもらおうとすぷーんを差し出せば、口に入れていたご飯を私の顔に向かってはきだされたりしました。

ですが、おじいちゃん、おばあちゃんは痴呆だからとかなんとか自分の中で嫌だという思いを押さえ込んでいました。

しかし、現場の同じ仕事をしている職員から嫌がらせがひどくて毎日泣いていました。その職場では大卒が私だけだったのですが、私がミスしたり、ご飯を食べさせたりするのが遅かったりすると、「大卒のくせに何してるの、これじゃあ大卒の意味ないじゃない」と言われ続けました。

そんな私に対する文句をおばあちゃんたちの目の前で言うので、それがとても嫌で嫌で仕方ありませんでした。そのことが原因で仕事に行けなくなり、就職して2年で退職し、引きこもりになってしまいました。

引きこもっていた時の生活

私は1Kのアパートで一人暮らしをしていたのですが、ひきこもってからは、その1Kのアパートから外へ出るということは3年間ほとんどありませんでした。

食べ物や、生活に最低限必要なものはネットスーパーで購入し、宅配してもらっていました。ゴミ捨てに外に出るのも嫌だったので、家の中は徐々にゴミ屋敷になっていきました。

両親にはせっかく大学まで出してもらったのに、すぐに仕事を辞めてしまったことを打ち明けていませんでした。お盆やお正月も仕事だからとメールし、引きこもっていた間は両親とも会うことはありませんでした。

しかし、家賃などの生活費が必要なので、インターネットで記事を執筆したりして、なんとか食いつないでいました。インターネットで仕事するのは、直接人と関わらなくていいので、引きこもりの私でもなんとかこなすことができました。

引きこもりを脱出したのは友人の結婚の知らせがきっかけでした

そんな私が引きこもりを脱出したきっかけは、友人からの結婚報告でした。彼女は、幼稚園の時からの友人で、中学生のまで毎日一緒に学校に行っていました。高校からは別々の学校になってしまいましたが、それでもたまに遊んだりしていました。

そんな一番の友人から、結婚するので結婚式にきてほしいと連絡が来て、行くことになったのが、きっかけでひきこもりを脱出しました。

友人の結婚式にお呼ばれして、久しぶりに中学生時代の友人に会い、沢山お話して、友人のきれいな花嫁姿を見れて、なんだか私もこのまま引きこもってはいられないという気分になり、結婚式の次の日からゴミ屋敷だった家を片付け、就職活動を始めました。

私は友人の結婚式というほんのちょっとしたきっかけで引きこもりから脱出することができました。今、引きこもりで悩んである方もきっとちょっとした何かのきっかけで引きこもりから脱出することができます。