性別 女性
イニシャル T.H.さん
引きこもりになった時の年齢 38歳
引きこもりを脱した時の年齢 39歳
引きこもりしていた期間 1年

ほんの些細なことがきっかけとなってしまい、自分でも気が付かないうちに引きこもってしまう方もいらっしゃることでしょう。引きこもりは若い年齢層に多いものだと思われがちですが、最近では中高年の女性たちの引きこもりの数も急増しているようです。

大人の引きこもりや、主婦層の引きこもりが増えている現状を見ると、現代の日本社会における心の闇が広がっているとも言えるでしょう。

引きこもりになってしまった時期や理由について

30代後半から責任のある仕事を押し付けられるようになって、だんだんと会社に行くのが嫌になっていたころがありました。体力的にも20代の頃とは違って、30代にもなると自分の仕事をこなすだけで精いっぱいでしたので、若い人たちの仕事の面倒を見たり指導をするなど、自分にはそんな余裕が全くありませんでした。

「若い人たちの失敗は君の指導がなっていないせいだ、もっとしっかりとしなさい」などとみんなの前で叱られる日々が続くようになって、ある日ストレスが爆発してとうとう仕事に行くのをやめてしまったのです。

引きこもってどんな暮らしを送っていたのか

実家暮らしだったのですが、真っ暗な自分の部屋に1日中閉じこもっておりました。新しい仕事を探す気になど全くなれず、好きなだけ昼まで寝ていたり、気が向いたらネットでゲームをしたり、お腹がすいたらキッチンにある母が作ったものを食べて、何とかやり過ごしておりました。

外出と言ってもちょこっとコンビニまで菓子パンなどを買いに行くくらいで、そのほかは1歩も外には出たりしませんでした。お風呂もほとんど入らなかったこともあります。

引きこもりから抜け出せたのはなぜか

年老いた両親の具合が悪くなってきたのを目の当たりにして、「このままこんな暮らしを続けていてはいけない」と改めて思うようになったからです。

両親を病院に連れて行ったり、家で介護してあげる必要が出てきたので、部屋の中に引きこもっていられる状態ではなくなってきたのです。

親に代わって、家の掃除や買い物やご近所づきあいを自分がしているうちに、だんだんと外に出るのが日常的になってきて、いつの間にか引きこもりから抜け出していました。