性別 女性
イニシャル F.T.さん
引きこもりになった時の年齢 27歳
引きこもりを脱した時の年齢 33歳
引きこもりしていた期間 6年

引きこもる理由は人によって様々だと思いますが一番多い引きこもりの主な原因は挫折や対人関係だと思います。心無い誰かに言われた事や、不躾な視線などが心に挫折や恐怖を植え込んだりします。

その事により、対人恐怖症となり、引きこもってしまうのです。

引きこもった理由は不躾な人の目

私が引きこもったのは27歳の時でした。仕事中の同僚の悪ふざけのせいで火傷を負い、目立つ場所に大きな跡が出来てしまいました。

同僚からはきちんと謝罪や治療費など頂きましたが、火傷の跡は消える事はありません。外に出れば周りの人が驚いた顔やいかにも哀れを言いたそうな顔で私を見ます。

仕事でも新人さんが入った時など驚かれたりします。中にはいかにも興味本位でニヤニヤしながら火傷の事を聞いて来る人もいました。

そんな生活だったので次第に人の目が怖くなり、仕事にも支障が出始めました。電話に出るのも怖くなり、来客の相手も出来なくなったのです。

そして仕事を辞めて引きこもるようになりました。

引きこもってからの生活

一日ずっと自室に籠り、ゲームや動画などを見ながら過ごしていました。引きこもりと言っても私の両親は自営業だったので昼間は家にいません。

なので昼間のうちに出来る範囲の家事や入浴などは済ませておきました。両親はそんな私をそっとしておいてくれました。無理に外に出る必要は無いと言ってくれました。

引きこもる余裕が無くなりつつ・・・

しかし世の中はどんどん不景気になり、自営業を続けるのも苦しい経済状況になってきたのです。ましてや引きこもりを養うのは年老いた両親には大変でしょう。

私はずっとこのままではいけないと悩んでいましたが、まだ電話さえ出る事が苦痛な位対人恐怖症だったのです。少しでも前に行かねば…と思い、在宅ワークを始めました。

ほとんど収入など無いに等しいのですが何もしないよりはマシだろうと思った結果です。時間だけはたっぷりあるので毎日在宅ワークをしました。

自信を取り戻して

在宅ワークを始めて、初めてのお給料の日です。ネットバンクに入金されたお給料は本当に子供のおこずかい程度の金額でしたが何故かとても嬉しく、誇らしい気分になれたのです。

会社員時代のお給料と全然比べものにならない金額ですが、在宅ワークで稼いだ小銭が不思議と自信を取り戻してくれたのです。このお金は自力で稼いだんだ、世の中に通用するし、人の目の無い場所でも稼げる!と。

そう思ったら心に余裕が出来たのです。まだ顔を隠さないと無理ですが、多少の外出をするようになりました。以前のようにオドオドしなければ意外と目立たない物なのですね。

人の目もそんなに気にならないようになりました。

少しでも何か始めないと

引きこもりの原因は挫折や劣等感なら治すのにはその逆である自信を取り戻す事でしょう。何でも良いのです、自信を取り戻せれば。例え遊ぶ事でも仕事でも自信さえあれば他人の目なんて気にならなくなります。

引きこもっていても何も得る事はありません。例え部屋に居るだけでも出来る事は沢山あります。一歩でもいいから前に出る事が大事です。