性別 | 男性 |
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イニシャル | K.T.さん |
引きこもりになった時の年齢 | 14歳 |
引きこもりを脱した時の年齢 | 18歳 |
引きこもりしていた期間 | 4年 |
引きこもりになってしまう人は現代にそう少なくない数います。引きこもりというのは周りから理解されず、孤独で、とてもつらいものです。
もし、皆さんの周りに引きこもりになっている、または、なりそうな人がいるのであれば、ぜひ救ってあげてほしいと思います。引きこもりとはなりたくてなっているものではないということを断言しておきます。
なぜ引きこもりになってしまうのか?環境、性格、どんな理由がある?
僕が引きこもりになったのは14歳、中学2年の時でこの理由は簡単に言うと、学校へ行くのがつらくなったからです。僕は性格が内向的であまり積極的ではなくいわゆるコミュニケーション能力も低い方でした。
かといって、学校に友達がいないわけでもなく、特にいじめを受けていたという話でもありません。環境的には悪いところは一切ありません、引きこもりになった直接的なきっかけは学校に行くことの理由がわからずただただ苦痛に感じたことです。
これは性格が内向的で色々と自分の中で考え込んでしまうからだと考えています。
引きこもっての生活はどんなもの?意外と捗ることもある
引きこもっての生活というものに対してどんなイメージがあるでしょうか。一般的には不健康な堕落した生活だと考えられているのでしょうか。
僕の場合、もちろん外にほとんど出ないわけですから、不健康は不健康なのですが、毎日寝る前にストレッチは欠かさずしていましたし、有り余っていた時間はずっと読書に耽っていましたので、そんなに暇で腐っているといったこともなく、今の忙しい生活をしているよりも心なしか充実していたような気さえしてきます。
引きこもり脱出、その理由は意外な出会いから
引きこもりの生活を続けていると、親は学校に行ってほしいと願い、そのため、何度も話し合ったこともあります。僕としては、学校に行くことへの理由が見当たらず全く行く気にはならず、どうしてそんなに行ってほしいというのかがわかりませんでした。
しかし、そんな引きこもり生活を続けて17になった年に、何だったかは忘れましたが、宇宙に関する本を読み、そこにとても興味を持ちました。
それからいろいろな本を読んでいくと、ある大学教授が出版した本があり、それを読んだときに転機が訪れました。この人の講義を受けてみたい、と考えたのです。
それからは、親に大学に通いたいというむねを伝え(もちろん驚かれましたが)大学勉強に励み、その大学への進学が決まりました。それが18の時でそこで僕の引きこもり生活は終わるを迎えました。