性別 女性
イニシャル M.S.さん
引きこもりになった時の年齢 13歳
引きこもりを脱した時の年齢 18歳

私が引きこもりになった時期は中学生の頃です。それまでは親の期待に応え、愛想のいい子供でした。そして毎日学校へ通う事も苦痛ではありましたが、親に嫌われたくないという一心で頑張っていたのだと思います。

そんな中、部活動でイジメの対象になってしまい、人が怖くなってしまいました。しかし今思えばその時にイジメ自身に悩んでいたわけでは無く、今まで仲のよかった子達がある日突然豹変するんだ、という人の怖さを思い知ってしまいました。

やがて引きこもりになった

やがて部活動を辞め、教室にいかなくなり、学校へ登校していてもただフラフラ歩きまわっていたりしていましたが、次第に学校へもいけなくなってしまい、部屋に閉じこもるようになりました。

1日の半分以上寝ていたり、夜遅くまでインターネットをしていたり、ひたすらぼーっとして1日を過ごすようになりました。

何も考えないで生きている生活は今までのように考えてばかりの生活よりも楽ではありましたがこのまま自分はどうなるんだろうか、という不安もありました。

親との衝突と理解

そんな中、ずっといい子で過ごしていた私が部屋から出てこなくなってしまったのに驚いたのか、親から怒られる事も増えてしまい自分自身まで否定をされているようで苦しく辛かったのですが、ある日怒られている時に半ば自棄になりながらも今の気持ちをぶつけました。

そのあとから理解をしてくれたみたいで、自分が出たいと思うまで家の中にいても良いよ、と言ってくれて少しだけ申し訳ない気持ちも生まれました。しかし、今まで自分の意見を言わないでいた自分に苦しんでいた事も少しだけ解消され楽になった事も大きかったと思います。

引きこもりからの卒業

それからしばらく何も考えず生活をしていました。中学校を卒業するタイミングで進路の事を考える事が多くなり、とりあえず通信制の高校への進学を決めましたが、通学が出来ず結局それも続かなくすぐ辞めてしまいました。

しかし、それがあって、いつか外に出たくなった時のために、ずっとやりたかった事をやってみようかなと考えだしました。まず、家の中でできる事をやろうと考えて、勉強をはじめ、高校卒業の資格をとるために頑張りました。

それから勉強に2年かけて、資格の試験の際に久しぶりに外へ出て電車へ乗りました。外へ出た恐怖もありましたが、それ以上に今までやってきた事が自信につながったので試験だけに集中できる事が出来たと思います。

引きこもりを脱してみて感じた大切な事

それから少しずつ外へ出るようになりました。今、外に出ることを考えて無理をせず、自分ができる事をコツコツと積み上げて自信をつけて行く事が何より大切なんだな、と今でも思う事がたくさんあります。

人と接するのは未だに怖いけれど、自分にはまだ出来ないことなんだと考えています。目の前にあるものから片付けていくと、いずれは普通に生活している人のように生活出来る日も来ると思っています。