性別 男性
イニシャル K.M.さん
引きこもりになった時の年齢 22歳
引きこもりを脱した時の年齢 23歳
引きこもりしていた期間 1年

いま引きこもりが「社会現象」になっています。かくいう私も、元引きこもりでした。しかし、今では社会人として働きもう10年になります。

私の体験が少しでも「一人で悩んでいる方」に支えになればと思い、筆を執らせていただきました。よろしくお願い申し上げます。・

そもそも何がきっかけで「引きこもって」しまったのか?

引きこもりになったのは私が22歳の時です。高校時代までスポーツ・学業に打ち込み成績優秀、進学校から屈指の有名大学へと入学した私は、周囲の期待を一身に受け、東京にやってきました、そうして一人暮らしを始めました。

今思えばこの一人暮らしを始めた=親元を離れた、というのが大きな、「引きこもり」になった理由な気がします。つまり心の底から寂しかったのです。

そして、ひきこもり中にハマってたモノ~

一人暮らしを始めた私は、慣れない生活に戸惑いました。初めての東京、なかなか大学内に友達は出来ず、いつも一人で学食で過ごし帰ってきては一人で「コンビニ」の弁当を食べる日々。

そんな寂しい気持ちを少しでも紛らわしたのが「アニメ=秋葉原文化」でした。

今振り返る。引きこもりの時の生活について

引きこもり時の生活はそれはそれは悲惨なものでした。なにせ孤独を癒してくれるのが友人ではなく、「アニメ」に登場する「キャラクター」なのですから。

当然外出はせず家で一日中、アニメを見る日々。おそらく近所のレンタルビデオショップのアニメコーナーの作品は全て見たと思います。

食事を相変わらずコンビニ弁当三昧。栄養が頭に行かず前向きになれない食事は「引きこもり」のメンタルをますます深めました。大学にもいかず、そろそろ親も何か変だと感ずいたようです。

そんな引きこもりの私を救った救世主~祖父と祖母との農業生活~

親が私の異変を察知し、打った対応は大学の休学という措置でした。私の汚れきった部屋をきれいにしてくれ、農業を営んでいる祖父と祖母の家でひと夏を過ごしました。

このときの「農業体験」が私を救いました。この体験は「森田療法」という神経症にたいする民間療法だった、とは後で母から聞かされましたが、一切のこの世の雑事を忘れ、祖父と農業に打ち込み、祖母の栄養たっぷりの食事に癒された私はみるみる元気になっていきました。

引きこもりの原因はおそらく「孤独」にあるというのが私の体験上の得た知識です。「森田療法」という療法の研究を私は今始めていますが、この療法は間違いなく「引きこもり」のメンタルを癒します。

そしてなんと人間味・深い人情まで獲得させてくれます。これは企業人になった今でも相当評価されている「個性」です。実際社会人になってからは順調に日々を過ごしております。

「悩み」は人を大きく成長させる可能性を秘めています。「引きこもり」の人は、悩みが深ければ深いほどより豊かなメンタルを獲得できます。

まずは悩んでいる方は家族に「正直に」相談し、適切な対応を取ってもらいましょう。家族・親族のありがたさを心の底から理解できるはずです。