性別 女性
イニシャル A.S.さん
引きこもりになった時の年齢 13歳
引きこもりを脱した時の年齢 14歳
引きこもりしていた期間 1年

私は13歳から約1年くらい引きこもりでした。小学校を卒業し中学に入学したのですが、私が通っていた小学校がそこまで人数が多くなくアットホームな雰囲気の小学校でした。

しかし、中学は市内でもマンモス校と言われるくらいの大きな学校。中学は同級生が一気に増え、新しいクラスでは、同じ小学校出身の友達はいたもののほとんどが他の小学校からの人ばかりだったので、友達を新しく作るのにも奮闘していました。

楽しい学校生活のはずだったのに

入学してから何か月か経ったある日、友達とちょっとしたことがきったかけで溝ができてしまいました。なんとか仲直りしようとしたのですが、中々上手くいかず溝は広まる一方。

他の友達もそんな私達に気をつかっているのが伝わってきて、他のとも少しずつ距離ができてしまったのです。最初は自分も明るく振舞っていたものの、心こでせっかくできた友達とこんな関係になってしまいとても悲しく思っていました。

日に日に、学校のことを考えるのが辛くなり学校に行くことも嫌に。毎朝、学校に行こうとすると吐き気や腹痛がでてついに学校を休んでしまいました。

吐き気と腹痛が続く苦痛の毎日

最初は、2日くらい休んだので親も心配してくれていました。症状が一向に治らず病院に行ったりもしましたが特に以上もなく、精神的なものではないかと言われました。

しかし、体調が悪いと言って学校を休みたがるので、心配してくれていた親も私がズル休みをしているのではと思いはじめ、両親との関係も悪くなってきました。

自分でも友達とのことが気がかりで学校に行けないことは自覚していましたが、かといって吐き気や腹痛は嘘ではありませんでした。「誰も私のこと信じてくれない…」両親との関係も徐々に悪くなり始めた私はそう思い、この頃から人と接するのを拒むようになり家からも出ないようになりました。

新しい環境の変化が踏み出す一歩に

それからも相変わらず学校を休む日々が続き、私は中学2年に。両親もそんな私を半ば諦めたのかあまり学校に行けとは言わなくなりました。

クラスも変わり先生も変わったので、新しい先生が家に挨拶に来たのですがこれが私の生活を変えたのです。新しい担任の先生は、私の話を丁寧に聞いてくれて学校に来れるように環境を整えてくれると言ってくれたのです。

私は最初、信じていなかったのですが先生が小まめに家に来てくれたりしたので、少しずつ信頼できるようになり約1年ぶりに学校へ行くことに決めました。

きっと心のどこかではこのままではいけない、私も普通の生活が送りたいと思っていたのだと思います。久しぶりだから無理せず、一限だけでも朝のホームルームだけでもいいよと先生が言ってくれたので緊張しながらも学校へ。

もちろん腹痛や吐き気もありましたが、自分を変えたいという一心でした。学校へ行くと新しいクラスの子たちが笑顔をで迎えてくれて、私が居やすい環境を作ってくれていました。

その姿に涙が溢れそうに。みんながここまでやってくれてるんだから、頑張らなきゃ。そう思えるようになり、それから友人と先生の力を借りて私は少しずつですが家にからも出れて、学校に行けるようになりました。

私を支えてくれた周囲の人たち

私が引きこもりしていた期間、自分を始め家族や家の雰囲気はとても暗くて険悪なムードでした。しかし、頑張ろうとしている私を両親も応援してくれて、友達、先生の協力がありまた普段通りの生活を送れるようになりました。

今の私しか知らない友達にこの頃のことを話すと信じられないとよく言われるほど、今では元気に生活しています。最近では、以前にも増して何か理由があって学校に行けなかったり、引きこもってしまう方が居ると思いますが少しの勇気と周りを信じてみると、ちょっとでも生活が変わると思います。