性別 女性
イニシャル Y.I.さん
引きこもりになった時の年齢 16歳
引きこもりを脱した時の年齢 18歳
引きこもりしていた期間 2年

高校に入学してすぐに引きこもりがちになり、どんどん悪化し、家から出られない時期を経て、長く苦しみましたが、卒業後、社会生活に復帰することができました。

些細なことがきっかけでした

中学の時の友人が一人もいない高校に進学し、クラスで仲良くなった子がいじめの対象になりました。中学はいじめのない学校だったので、陰湿なやり方に腹を立て、いじめている子に注意しました。

すると翌日から私がターゲットになり、座っている机をけられたり、足を引っかけられたり、先生がいないところでされるようになりました。

友達だったはずの子はまったく助けてもくれず、私から離れ新しい友達を作って楽しそうに笑っていました。私はいじめられていること自体にはショックはありませんでしたが、その女の子の行動に軽くショックをうけました。

人を信じられない

中学の時、田舎の学年一クラス、ほとんどが小学校からの幼馴染で何か問題があれば全員で話し合い、助け合ってきました。高校になっても社会人になっても続くような仲間です。

でも、高校でできたとおもった友達は簡単にそっぽを向きました。私は学校に行っても誰からも話しかけられることもなく、自分からも挨拶しても返されることのない環境に、気持ちが悪い人間たちだなという絶望のような感情が沸き、ずっと保健室にこもるようになりました。

先生も同じ

保健室に行くようになりようやく少しだけ異変に気付いた先生は、私の話を聞きだそうとしましたが、その前にクラスのみんなから、私が場の空気を乱すということを聞いて、そちらを諭すような言い方をしました。

結局この人も本当のことは全然わかろうとしていないんだと思い、保健室に行くことすらばかばかしくなり、休みがちになりました。

親はがんばってくれました

親は私の気持ちを理解し、先生にも話し合うために何度も学校に行きました。初めに会った時から、先生はわかってくれないというか、親もおかしいと感じたようで、クラスで本当のことを話し合えと言ってくれました。

先生はモンスターペアレント扱いしたようですが、校長にまで掛け合い、どうしたら学校に行きたいと思えるかを考えるように促してくれました。

3年生になって

クラス替えのない学校だったので、二年になってもメンバーは変わりません。試験の時は学校に行かないと単位が取れないので、イヤイヤ行くと、いじめはなくなりましたが、友達だった女の子が私に対して、白々しいほどの態度で関わってき、気持ち悪くて吐き気がしました。

おそらくクラスで話し合った結果、その女子がいじめれられていたことが発端だとわかり、指導を受けたようでした。自分は友達だよ、という見せかけの仲良しごっこがうっとうしくて、いっさい話をしませんでした。

3年になってようやく、みんながくだらないことをしていたと気づいたのか、誰もいないときに挨拶をしてくれる人が出てきました。誰かがいるとまだできないところもくだらないと思いながら、いったん排除された人間が同じ場所に戻ることがこんなに難しいのかと怖かったです。

私にはやりたいことがあり、引きこもりの間もそれにむけて勉強はしていました。なので、出席日数ぎりぎりで卒業できました。卒業するともうそんな人間関係は全く関係なくなり、二度と会うこともありません。

自分さえ、家族さえしっかりしていれば、絶対に大丈夫だと思います。けして良い経験ではありませんでしたが、自分をつぶさなくてよかったと思っています。