性別 男性
イニシャル T.S.さん
引きこもりになった時の年齢 33歳
引きこもりを脱した時の年齢 39歳

若い頃からまじめに会社で働いていました。労務系の仕事で同じ作業を繰り返す仕事でしたので、毎日コツコツ仕事をしていました。

しかし、職場の人は不真面目の人が多かったので、仲間外れにされてしまいました。

理由は真面目に働いているところが気に入らなかったみたいで、無視されたり時には嫌がらせをされたりしました。そのため居場所が無くなって、会社を辞めるしか無くなってしまいました。

今まで関わってきた人達と疎遠になり孤独に

会社を辞めた後は、「真面目に働いていたのに何でこうなってしまうんだろう」とずっと考えるようになっていました。それで、だんだん真面目に働いていくのが馬鹿らしくなって、何もやる気が起きなくなってきました。

また学生時代の友人の誘いも断るようになってしまって、徐々に疎遠になっていきました。そこから孤独の人生が始まって、引きこもるようになっていました。

引きこもるようになるとあまり外出もしたくなくなり、近所の人とすれ違うだけで苦痛を感じるようになっていました。とにかく人を信用出来ない状態にもなっていました。

会社を辞める事になった人の特集をテレビで見て考えが変わり

一人暮らしでしたので、特に声をかけてくれる人はいませんでした。そのため、必要最低限の時以外は外出しませんでした。自宅でテレビを見たりして、特に変わった事はしていませんでした。

また人と話すのも嫌になっていたので、ほとんど人と接する事も無くなっていました。しかし、心のどこかでこのままでいいのだろうかとも思ってはいました。

それでテレビを見ていたら真面目に働いているのに、理不尽な事が起きて会社を辞める事になった人の特集をやっていました。

それによると、そういうのはどこの業界にもある事なので、あまり気にする必要は無いみたいな事を言っていました。以前は自分だけだと思っていましたが、どこにでもあるものだと気づいて多少勇気が出てきました。

とりあえずアルバイトから始めてみた

とりあえずアルバイトでもいいから働こうと考えました。自分のペースで出来る仕事が自分に合っていると思ったので、住宅にチラシを配布するポスティングというアルバイトを始めてみました。

徒歩でチラシを配布するため、散歩気分で仕事が出来てすごく気持ちがいいです。また働く事によって、徐々に人との会話も増えてきたので、少しは人間らしい生活が戻ってきた感じもしました。