性別 男性
イニシャル N.M.さん
引きこもりになった時の年齢 16歳
引きこもりを脱した時の年齢 20歳

私は自分で言いうのもなんなんですが、中学までは結構いけているタイプの人間でした。成績も中の上で運動神経は結構よくて、体育祭などでは活躍もしたりしていました。

そんな自分が引きこもりになるなんて全く考えてもみなかったです。でもなんとか抜け出していまでは普通に生活をおくれるようになりました。そのきっかけを書いてみます。

高校で勉強についていけず初めての挫折

中学では目立ってたし、成績もそこそこだった私は少し背伸びをした進学高に入学しました。そこではみんなが成績が優秀で自分よりも頭がよかったです。

なのでテストは自分が一番できない、勉強せずにびりならまだいいわけができるのですが、しっかりやって成績がわるいのでどんどん自信がなくなっていきます。

部活はバスケ部に入ってましたがそこでも活躍がまったくできなかったです。そんな時に風邪で休みました。

仮病で休むことで得られる快感

最初は本当に熱があって休んだのですが、薬を飲むと午後にはもう元気になってしまいました。その元気な状態で学校に行かない自由がたまらなく気持ちよく、日ごろ感じる劣等感を感じる必要がないのでとても楽しかった記憶があります。

次の日には学校に行ったのですが、すぐに試験前で自習の授業が増え始めました。そこでは周りは勉強もせずに楽しそうにはしゃいでるのに、質問をすると周りのほうがよく理解してるのがわかるのです。

そこで今度は仮病をつかって家で勉強をしようと思ってしまいました。にもかかわらず、いざ帰っても勉強をせずにダラダラしてるだけでした。

結果またもビり。周りはそんな気がないのでしょうけど、テストを返されるときにまた冗談で馬鹿扱いされるのがとてもきづきました。

嘲笑の目から逃れるためにまた仮病

まわりから馬鹿にされていると思いだすと、ただの冗談がいちいち心をえぐるようになり、もうみんなの顔を見たくなってくるんです。

そこで学校を休みました。最初は逃げるためだけ、でも休むと次に行くのが怖くなる、だから次も休む、このような悪循環をするうちに完全に引きこもりになりました。

まったく外に出たくなくなったのです。出て誰かに見られて馬鹿にされるのが怖かったからです。

親はいじめられたのかは聞いてきて、そうではないことを伝えると特に干渉してこなくなりました。高校も結局、その後は行けずに中退しました。

誰も興味を持ってくれないと知れて外に出れた

高校も中退したのに、親はとくになにも言ってきません。助けようともしません。ある日、それで誰も僕なんかに興味がないことに気づきました。

みんな自分のことで精いっぱいだと知りました。その日を境に、だんだん引きこもっていることもどうでもよくなってきて、外に出たくなりはじめました。

大学に行くことを目標にして

でも、きっかけがないと怖いので大学に行こうと決意しました。そこで高校卒業認定試験を取り受験をしました。最初は解けなかったですが、誰とも比べる必要がなくただ点数を挙げていく作業のなかで、自分のなかで自信がついていきました。

大学受験で外に出た時はドキドキしましたが、自分が馬鹿でもいいやとそんなことにだれも興味ないと考えると落ち着きはじめ、無事に試験を終え受かることができました。

大学には普通に通えています。私の引きこもりは過度な見栄が原因だったようです。