性別 男性
イニシャル K.H.さん
引きこもりになった時の年齢 25歳
引きこもりを脱した時の年齢 28歳
引きこもりしていた期間 3年

僕は最近まで引きこもりでした。引きこもった期間は約3年間という長い年月でした。その3年間は家族には特に多大な迷惑をかけたと思います。

きかっけは些細な事でしたが、1度引き込んでしまうと中々出てくるのが大変でした。

これは引きこもりになった人にしかわからない気持ちだと思います。その時の僕の話をさせて頂きます。

仲がいいと思っていたのは結局自分だけ。きっかけは職場での人間関係

僕が引きこもりになったのは、職場での出来事によるものでした。当時働いていた職場は、社員が10人くらいしかいない小さい会社で毎日仕事は忙しかったです。僕はひたすら働いていて、職場の人からも信頼されていて仲良くやっていて仕事も順調だと思っていました。

しかし、実は僕が思っていたのと現実は違ったのです。ある日、僕はお腹が痛くなりトイレにこもっていました。そこに3人くらいの社員の人が来て、なにやら僕の悪口などを言っていたのです。

僕はその内容にかなりショックを受けました。自分では仲良くやっていると思っていたのに、実は嫌われていたのです。僕はその日からおかしくなっていきました。

だるい気持ちが体中に充満して、もうどうでもよくなっていった

僕は相当なショックを受けて、怒りと悲しみで狂ってしまいそうになっていました。

しかし、僕には友達もいなくてこの怒りや悲しみの気持ちの感情を吐き出す事が出来なくて体中に充満していったのです。そして僕は次の日から仕事を仮病で休みました。

また次の人、その次と。もうあの僕を嫌っている人達には会いたくないという気持ちで、仕事を休んでいるうちにクビになったのです。僕はもうどうでもよくなっていたのです。

誰とも話したくない日々!気付けば3年が経っていた

僕はそれから、部屋からトイレや風呂意外は1歩も出なくなりました。家族はそんな僕を気を遣ってくれてか食事など運んでくれたりと、僕をいい意味で放っておいてくれました。

僕は毎日何も考えないで、寝たいだけ寝たりとテレビを見たりパソコンをしたりと時間を過ごしていました。毎日毎日同じで、時間の感覚もまったくわからなくなっていましたね。

こんなんじゃ駄目だと自分でわかっていても、あの時の事が思い出されて何も出来ないんです。その自問自答で、現実から逃げ続けて3年経ちました。

母親の涙によって僕は、我に返る事が出来た

そんな3年にも及ぶ引きこもり生活もある時に終わりを迎えます。それは、母親の涙によってでした。ある日、母親がものすごい勢いでドアを叩いて僕に話しかけて来たのです。

僕は、それが1時間も続いたのでこれはいつもと違うと思って恐る恐るドアを開けました。そこにはボロボロ涙を流す母親がいました。そして僕にこう言ったのです。「母さんはもう限界だよ。

母さんはもう死のうかと思う。」僕はその言葉で我に返りました。死ぬのを考えるまで、家族に大変な思いをさせていたなんて僕は思っていなかったのです。

それから、家族でしっかりと話し合って僕は前向きに頑張って行こうと決意したのでした。

まとめ

僕はそれから、とりあえず家の外に出る事から始めました。少しずつゆっくりと、今までの時間を取り戻すように仕事などを探してみたりなど家族と話したりしました。

そして半年が経った今、僕はもう仕事をして普通に生活をしています。あの引きこもりの時は、とにかく無気力で何もする事ができませんでした。そして家族に大変な思いをさせてしまいました。

今僕が思うのは、引きこもるきっかけや原因は人それぞれあると思いますが、自分だけが何か問題を抱えているわけではないという事です。結局僕も自分だけの事しか考えれてなかったですし、悲劇のヒロイン気分でした。

もっとその事に早く気付ければ、良かったかもしれません。なので、今何かが原因で引きこもっている人は家族など支えてくれている周りの人の気持ちも考えてみて欲しいです。

あなたも辛いかもしれませんが、家族はもっと辛いんです。僕が言えるのはこれだけです。