若者特有のものだと思われがちだった引きこもりですが、ふとした事で外に出るきっかけを失い、引きこもり生活になってしまう大人が現代には多く存在しています。

中でも近年、増加傾向にあるのが「主婦の引きこもり」だという事をご存知でしょうか?

主婦が引きこもりになるきっかけとは?

女性は結婚・出産などを経験すると、今までの生活とは大きく環境が変化します。また、仕事を辞めて専業主婦になったり、夫の転勤などで環境が変わる事もあります。

ご近所付き合いやママ友など、新しいコミュニティでの人間関係やお付き合いが増える一方で、トラブルや悩みを抱えて殻に閉じこもる主婦が多くなっています。

引きこもりになってしまうきっかけは、環境の変化による問題だけではありません。「自身が病気になった」「夫との関係が悪くなった」「子供が大きくなって子育てがひと段落した」など、様々なタイミングで引きこもりのきっかけになる事があります。

孤独感や無気力は引きこもりの前兆?

人付き合いが上手くいかない事で悩み、日々の生活に疲れてしまう主婦は多くいます。「前向きに頑張ろう」と努力しても理想通りに行かない現実が立ちはだかると、目の前の事が何もかも嫌になってしまい、無気力な状態に陥ります。

無気力がずっと解消されないまま「家事や私生活の全てが面倒くさい」と感じるようになり、うつ病を併発してしまう主婦も多く存在します。自宅で一人になると安心できる一方で、外の世界に出るのがどんどん億劫になり、社会から自分だけが孤立したような不安を感じる事があります。

引きこもりの主婦の多くは「自分も傷付きたくないし、他人にも迷惑をかけられない」と強く感じている傾向があります。

引きこもりから脱出するためには?

主婦が引きこもってしまう経緯は人それぞれですが、真面目で繊細な心を持つ人ほど生き辛さを感じて悩んでしまうケースが多いようです。

この状態から一気に抜け出そうともがいても、またすぐに溺れてしまいます。いきなり現状打破しようと努力するのではなく、まずは今の自分自身をきちんと受け止める事が大切です。

夫や家族、友人など、信頼できる一番の理解者に話を聞いてもらう事で心が軽くなります。今はネットでも同じ悩みを抱えている人の考えを見る事ができたり、悩み相談などのサイトも気軽に読む事ができる良い時代です。

さまざまな意見が自分自身を救い、道を切り開くきっかけになるかもしれません。決して焦らずに、小さな一歩を積み重ねていく事がいちばん大切です。