子供が長い間引きこもり状態になると、親も対応に疲れきってしまいます。始めのうちは、とにかく学校に行かせなければいけないと思い何度もしつこい位に声をかけます。

子供は子供で、その事がよけいに負担になる事もあり「誰のせいだと思っているんだよ」などと思っている子さえいます。悪循環になっているのです。

こんな事を繰り返すうちに、家の中では親も子も疲れてしまい気力さえ無くしてしい引きこもっている子がいなかったように振舞う家族のケースや、親子道ずれで暗闇に落ちている家族というケースもあります。今回は、引きこもっている子の親として出来る事について調べてみました。

何とかしたにのに進めない?焦らないで一歩ずつ!

引きこもりも長く続くと、「早くなんとかしないと」と焦る気持ちが大きくなり子供の気持ちを考えるよりも、自分の気持ちが表に出てしまいよけいに悪化させてしまう事の方が多いのです。

たとえどんなに良い方法をとったとしても、けっして効果がすぐに出るなんて事は無いのです。焦らず一歩ずつ、ゆっくりと進んで行く事が大事な事なのです。

階段を一段ずつ!

例えば、今まで部屋から出ることが無かった子ならまずは自分の部屋から出る事からですよね、家の中の本人のお気に入りの場所などで時間を過ごせる事でもよいのです。

例え家族が揃っていない時でも、家族が揃う場所などでどんなに短い時間でも過ごす事が出来るようになるといった事から積み重ねて行く事が大事な事です。

なぜ意思の疎通が取れない?女性の得意分野ですよ!

人間関係に欠かせないのが、人とのコミュニケーションです。それが、今の家庭の中でしっかりと成されていないケースが多いのです。

家の中で、会話があってもお互いの情報交換がしっかりとされていない為相手が何を考えているのか、どうしたいのかなどわからない事が多くあり親子の会話が一方的な会話になる事になるのです。

お子さんが何かを言った時は、一度受け止めてから相手の気持ちを考えて応えて上げる事も必要になります。女性は、コミュニケーションをとるのが得意とされているので母親がその役目をする事も1つの方法です。

話を聞いてあげましょう!

まずは、お子さんの話を聞いてあげましょう。親から見れば、そんな事じゃ駄目だと感じる事や将来どうするの?などと心配な事もあります。

まずは、お子さんの気持ちを理解してあげて下さい。その事をお子さんにも示して下さい。自分の事を判って貰えているという自信にも繋がります。その次の会話にも繋がります。

型にはめてはいけない!

親はついつい、自分の常識や社会での常識や身の回りの事を基準に考えてしまいます。そして、そこに子供をはめ込んで考えてしまいがちです。

本人の考えている事などを、無視してはいけません。親の人生ではないのです、子供本人の人生になるのですから、しっかりと認めてあげて下さい。サポートをしてあげて下さい。

責めてはいけない!

子供の引きこもっている状態を、なんとかしたいと思いながらも子供の事がわかっていないので「怠けているんだ」「甘えているんじゃない」「やる気があるのか」などと言ってしまいます。

これは、とっても悪い結果になります。お子さん自身も、何とかしたいとおもっているのにこの
ように責められては状況は悪化するばかりです。ご両親にはとても難しい事ですが注意して下さい。

子供への対応が上手く出来ない?親だけでは力不足!

引きこもりの状態を、本人や家族だけで対応する事はとても無理です。親も、焦ってはいけないと思いながらも感情のコントロールはなかなか上手くいかないのです。

ですから、専門家へ相談をされた方がいいです。医療機関、地方自治体、保健所でも窓口を教えてもらう事ができますのでぜひ、利用して下さい。

無理をして、親子共倒れにならない為にも世間体や近所の人への体裁など気にしている時ではないのです。わが子の為、自分たちの為にも動きましょう。

無理強いはしない事!

親が、引きこもっているお子さんに専門家への受診や訪問することを話してすすめても嫌がって抵抗するのはお決まりのケースとして想像できます。そんな時はけっして、無理強いしないで下さいね。

ただし、その事が本人の本当の気持ちかどうかは別です。本当は、何とかしたいから行きたいと思う気持ちも少しあるのです。ただ、正直に動けないでいるのです。

親のサポートも!

お子さんが嫌がる時には、ご両親が先に動きましょう。お子さんの為に動いているその姿を、見せてあげて下さい。必ず、お子さんに伝わります。

時間がかかる事ですが、相談に行くたびにお子さんに声をかけましょう。しつこくはしないで下さいね。たとえ、ご両親だけで通う事になっても無駄ではありません。その時にはご両親もサポートしてもらいましょう。

少しずつ生活の見直しを?普通の生活が出来る為に!

引きこもり生活が長く続く中で、何とかしなければと親も本人も焦る気持ちも大きく本人に関し苛立ちをおぼえているでしょう。何とかしたいと思っても、いきなり元の生活に戻る事は出来ないのです。

そんな中でも出来る事は、あります。まず、今とてもルーズになっている生活を見直しましょう。出来る事からでいいのです。少しずつで、構いませんから一歩ずつゆっくりと進みましょう。

体内時計を整える!

長く引きこもっている状態が続くと、生活のリズムにも支障が出て来ます。昼の時間は、寝ていて夜は起きてゲーム等をして昼と夜が逆転しています。この状態が続くと、体内時計が崩れて精神状態にも支障が出て、身体にも支障が出ます。

  • 夜寝る時間を少し早くして、朝起きる時間も少し早くしましょう。少しずつ時間をずらして、同じ時間に起きて、同じ時間に寝るようにしましょう
  • 朝起きたらカーテンを開けてお日様の光を浴びましょう

起きたら着替えましょう!

引きこもりの生活の中では、起きてもパジャマから洋服に着替えるという行為も無いままの生活が繰り返されている状態にあります。

この様な状態の為、生活の切り替えが出来ずによけいに外に出る事が出来なくなるのです。簡単な事ですが、それが出来ない状況なのです。ゆっくりと見守ってあげて下さいね。

学校へ戻り進学は出来るのか?安心して下さい!

引きこもりが続くと、子供の状態が少しでも良くなるようにと思いながら幾つかの方法での対応を繰り返していくうちに、この子は学校に戻る事は出来るのか?進学する事は出来るのだろうか?と心配な事が増えていきます。

そんな不安からよけいに、引きこもりの状態から動けなくなる事もあります。でも、安心して下さい。進学は出来ますし、方法もあります。

支援センターには、専門家がいますのでそこで相談をすると色々な方法があるので相談をされるといいですよ。お子様にも安心させてあげて下さいね。

不登校でも大丈夫!

学校に登校できていなくても、通信制の高校に進学すれば大丈夫です。また、「高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)」というものに受かれば高等学校を卒業した人と同等以上の学力があると認定されるので就職や進学にも活用できます。

その為には、ひとりで学習するのはちょっと難しいですが定時制などもあります。方法は色々ありますので、安心して下さい。そして、けして強制しないようにして下さい。

まとめ

引きこもりを、続けているご両親の心痛はとても大変ですよね。今回その為に、出来る事をご紹介させて頂きました。お役にたてて頂けると良いのですが。

家族の誰かが引きこもっていると、とても心配でたまりませんよね。ご本人も何とかしたいと思っているのですが、それが上手く進まないので悩んでいるのです。

そして、その手助けをするのにはご家族の力がなくてはならないものになります。ご本人もご家族に何とかして欲しいと思っているのです。焦らずに、ゆっくりと一歩ずつ進んでくださいね。