性別 男性
イニシャル R.K.さん
引きこもりになった時の年齢 23歳
引きこもりを脱した時の年齢 26歳
引きこもりしていた期間 3年

私は23歳から26歳までの約3年間、自分の部屋または自宅から外に出ない生活を続けていました。

それ以前にも19歳から21歳までも引きこもり状態だったので、一度社会復帰してから、また引きこもりに戻ってしまった経験を持ちます。

今回は2度の経験から引きこもり時代に感じたことや、私の考えを紹介したいと思います。

2度の引きこもりの原因は仕事の人間関係

私は新卒で大手製造メーカーの製造ラインを請負う小さな会社に入社しました。大手の請負いと言っても給料は安く、私が入社した2か月後には基本給を大幅に減らされるなど経営不振に陥っていた会社でした。

夜勤で仕事をする機会が増えていき、生活リズムが大きく変化したこと、何よりストレスを感じたのが職場での人間関係でした。私が所属する部門の若いリーダーは、上の立場の方々にはゴマをすり、私たちを含めた後輩やパートの方を罵倒したり、仕事で分からないことを質問しても答えてくれません。

そして大手会社の社員の方も乱暴な態度や暴言を平気でする方々だったので、心身共に疲れ果てて1年で辞めてしまいました。そこから最初の引きこもり生活が始まりましたが、友人の勧めなどもあり、今度はスーパーマーケットの精肉部門で働くも、同部門の方に理不尽に無視されるなどのイジメを受けたことで引きこもり生活に戻ることになりました。

引きこもり時代の生活

まず食事をしっかり食べないことが多くなりました。社会人時代は3食をきちんと食べて肉体は健康でした。しかし、何もかも面倒な気持ちでしたので、夕飯だけで済ませることがありました。

一日中部屋に居ましたが好きなゲームをしたり映画を観て過ごしていたので、社会人時代よりもストレスが少ない生活を引きこもり2年目までは送っていました。ですが2年目以降から貯金が底をつき始めたことで焦りが出始め、自分の不甲斐なさで毎日眠れない日々が続きました。

また父方の親戚が家に来ると必ず働かない私の悪口が私の部屋まで聞こえてきて、そのことが非常に堪えました。そして家族と会話をすることが数年間ありませんでした。

家族の支え

父方の親戚や祖母には毎日悪口を言われていましたが私の母は理解があり、落ち込む私を励ましてくれることが多かったです。

姉も働くまでの準備などで資金を援助して貰ったりと感謝しかないですね。一度父から「頼むから働いてほしい」と頭を下げられたことで、友人が勤めていたスーパーマーケットで働いた時期がありましたが、イジメで辞めてから父は何も私に言わなくなりました。

今でも父方の親戚たちとは家に訪ねてきても会いませんし、会話もしません。祖母とは私が一方的に避けていることもあって同じ家に住んでいるのにまるで他人のようです。

引きこもりからの脱出

貯金が無ったことが一番の理由でした。まずアルバイトでも良いから働くことにして、ショッピングモールのカートやカゴ運搬の仕事を期間限定でしました。

そのことが良かったのか、生活リズムや体の調子が整い働く意欲が湧いてきました。しかしどんなに簡単なような仕事でも人間関係などで辛いことがあり、もう人間関係に悩まされたくないと私は考えました。

現在ではまだ収入の少ない駆け出しの在宅ライターとして働いていますが、精神的な負担が大分減ったことで時間にもゆとりが生まれています。

引きこもりで悩んでいる方に

どんなに小さいことでも良いのでやりがいを見つけたり、自分に合う仕事も必ず存在するはずです。

私も人間関係が嫌で、パソコン一台あれば誰でも仕事ができる在宅ライターとして生計を立てています。家族を含めた周囲の人の意見も大事ですが、やはり自分に合う仕事、やりがいを見つけることの方が大事だと感じました。

引きこもりから脱出することは簡単なことではありません。ですが小さなことでも行動していけば、いつか必ず満足できる生活を送れるようになれるはずです。