性別 男性
イニシャル K.I.さん
引きこもりになった時の年齢 14歳
引きこもりを脱した時の年齢 18歳
引きこもりしていた期間 4年

引きこもりが社会問題になってから、随分時間が経過したように思えます。

引きこもりというのは、何が原因でどのように発症するかというのは、人によって変わってくるものであり、私の場合はタイミングも何もなしに引きこもりになってしまいました。

家に依存するようになってしまったのが、引きこもりを長引かせてしまった最大の原因だと思っていますが、今回は、私の引きこもり経験談を少し紹介していきたいと思います。

これを見て少しでも引きこもりから脱却できると幸いです。

いじめがあったわけでもない

よく、引きこもりは何か理由があってから引きこもりになるという人がいるとされています。私の場合は、きっかけも何もありませんでした。いじめがあったわけでもなく、急に学校に行くのが嫌になってしまったのです。

友人関係でも特に劣悪になることはありませんでしたし、何なら友達は多いほうでした。学校の成績の面で言っても、人並であり周りと大差ないという感じです。ただ、周りと違うのは部活をしていなかったことが一番大きかったです。

夏休み明けから学校に行かなくなる

7月から学校に行かなくなり始めて、夏休みに突入しました。家庭教師による勉強の日々を送っており、友達と遊ぶことはほとんどありませんでした。そのため、夏休みは勉強だけに明け暮れており、次第に学校に行くという意味を見いだせなくなってしまったのです。

夏休みが明けてからは、一つの感情が生まれ「しばらく行っていない学校にいくのは恥ずかしい」というものです。7月の上旬から行かなくなり始めたので、周りになじめないという恐怖から引きこもりになってしまいました。

引きこもりでも勉強はしていた

引きこもりとはいっても、勉強はしていましたし、学校の勉強についていけないということはありませんでした。受験シーズンになれば、高校受験の時だけ外出し、高校受験を済ませるという異例の事態を引き起こしてしまったのです。

無事高校に入学するにしても、通学した日数は最初の4日だけでした。そこからは、中学校同様に、学校になじめないという恐怖に恐れていたので、なかなか通うことができなかったのです。

過保護すぎる家族ゆえの引きこもり

私が引きこもりになったのは、学校もそうですが、何よりも過保護すぎる家庭が原因だと思いました。普通、引きこもりになったら、意地でも外に出して学校などに行かせようとするのが親だと思います。

しかし、私の親は、引きこもっている私に一度も起こったことはありませんでした。何なら、私のために親としての役目を果たすべく、私がしたいことやほしいものはすべて買ってくれました。

そういった状況に少し違和感を覚えていましたが、私も親に依存していた部分があったので、引きこもりになったのもわからなくもありません。

脱却した瞬間

引きこもりを脱却した瞬間は、数学の勉強を家でしている時でした。応用問題を解いていたのですが、何をどうしても解くことができずに悩んでいました。

そこで、私のクラスの担任が数学の教師だったので、親に頼んで自宅に来てもらうことにしたのです。

すると、応用問題の解説も行ってはくれましたが、学校でクラスメイトが登校してくるのを待っていること、学校の楽しさを熱意に教えてくれました。それまでは、興味すらもわかなかった学校ですが、少しは行ってみたいという気持ちになり、引きこもりを脱却できたのです。