性別 男性
イニシャル R.S.さん
引きこもりになった時の年齢 18歳
引きこもりを脱した時の年齢 23歳
引きこもりしていた期間 5年

私は中学生の頃にいじめにあい、18歳で引きこもりになりました。元々人付き合いも苦手だったのがさらに拍車がかかり、ほとんど人に会わずに22歳までネットの人間関係だけを築いて生きていました。

引きこもりの最中は人生が嫌になったり、自分を責めたりしました。あの時は終わりが見えなくて、お先真っ暗に見えたりもしましたが、今は胸を張って言えます。

引きこもりは人生のただの、そしてありきたりな言葉かもしれないけれど、大切な一ページです。私の経験が少しでも元気な気持ちになるきっかけになればと思い文を書きます。

昼夜逆転した引きこもり生活

私は中学でいじめにあったので、人になるべく会わないように通信制の学校に入りました。そこで年に何回か行くことは問題なく行けたのですが、卒業後バイトも考えたのですが仕事はおろか面接自体に行く自信も勇気もなく、そのまま引きこもりになりました。

とにかく当時は人が怖くて仕方がなかったです。そして田舎町だったので引きこもりで仕事もしていないという噂も広まってしまい、家族も起きていない、人もあまり自分を見ていない夜にしかあまり出歩かず、ネットの人間関係だけでほぼ人間関係が完結しているような生活を送っていました。

その時は将来どうなっていくのか、全く見えませんでした。行き先の分からない電車に乗ってしまっているような、不安と焦りがあったのを覚えています。

ネットの親切な人と時間が解決してくれた

でも、それが悪いことかと言われると実は良かったと即答できます。何故ならネットの人の励ましがあって、心の傷も癒えてきたし、立ち向かうエネルギーも湧いてきました。そういう生活は悪いことだと言われがちだけど、私の場合は追い風でした。

22歳の時、ネットの人にふと思い立って「バイトしてみようかな」と言ったら応援してくれてそれが受かって引きこもり脱却に繋がりました。無駄に思われがちですが、ネットの人ともlineやSkypeを使って電話をしていて、ちゃんと話しが出来た事は大きかったです。

そのおかげでリラックスして面接官の方とまともに話せて、好印象を持ってくれました。そして何より勇気を出してバイトに応募できたのも、時間とネットの親切な人が解決してくれたことでした。

引きこもり脱出した後の生活

その後はバイトを続けさせていただきながら、ネットで在宅ワークなどをしております。未だに人が怖く感じたりしますが、引きこもりになる前より自分の成長を実感しています。

少数派の気持ちが分かるようになって、優しくなれるようになったり、物事を前よりも少しだけ冷静に見れるようになったり、まだまだ失敗もあるけれど、引きこもりになる前よりずっと自分を好きになれました。

あれだけ嫌で消えてしまいたいと思っていた引きこもり生活だけれど今は本当に大切な期間だったなと思っています。引きこもりをしなければ、自分のためにちゃんと怒ってくれる人や支えてくれる人もきっとできませんでした。

大変な思いをしても見捨てずに家族への感謝なども引きこもらなければ気付かなかったことでした。

自分らしく生きることの幸せ

皆さんは自分らしく生きていますか?以前私は、自分の人間関係で悩みがちなところを弱さだと思い否定していました。

自分を責めて責めて、結果は変わりませんでした。ふと、自分を認めて生きてみると思った以上にうまく回り始めました。それは当然でした、自分の苦手なもので勝負しても成果は出にくいもの。

自分のやりやすいことをやると長続きしやすいし生活が充実しだします。人生何が起こるか分からないもの、ネットでだべってたことですら宝物になることもあります、だから始まりの一歩も小さな自分の出来る事でいいんです。

きっといつかそれがいい思い出になります。そして引きこもりを脱却しても自分らしく笑えるようになります。だから、否定せず自分らしさを大切に生きてください。