性別 女性
イニシャル K.N.さん
引きこもりになった時の年齢 31歳
引きこもりを脱した時の年齢 33歳
引きこもりしていた期間 2年

私は、過去に約2年ほど引きこもりの経験があります。その際、とても苦しく、自分だけではなく、家族も悩ましてしまい、長いトンネルの中で抜け出せないような状況が続きました。

この経験について皆様にお役に立てることがあればと思い、体験談をお話しようと思います。

ひきこもりとなったきっかけ

私がひきこもりになってしまった理由は、離婚が原因でした。私は以前、日本在住のイスラム系外国人と結婚をしており、元主人の仕事の関係で海外に赴任していたのです。

海外での生活は、語学や習慣の不便さはあるものの、最初はとても楽しく、大変ながらも自分で適応しようとがんばっていました。現地の語学学校に通っていたのですが、元主人からの異常な嫉妬や耳をふさぐ様なひどい暴言で学校をやめさされ、家に閉じ込められるようになりました。

元主人は仕事に行っているときは、家に鍵をかけられ、家の鍵は没収されて、軟禁状態だったのです。その上、最後には地位も名誉もある女性を捕まえたらしく、「お前はいらなくなった。使えない。」と言われて捨てられました。

離婚も一方的に勝手に離婚届を偽造して出され、受理されました。私は精神的に追い込まれ、そのまま日本の実家に帰国。その後誰もが信頼できなくなり、自宅に引きこもるようになりました。

ひきこもり中の生活

人が信頼できないし、人が怖いと人間不信に陥った私は、精神的にも追い込まれており、体調も思わしくありませんでした。食欲低下、体重減少、やる気の低下、めまい、頭痛、吐き気など、あらゆる体調不良が体にあらわれ、外に出るのも怖くなったのです。

私の実家には母が一人で住んでいましたので、母が仕事に行っている間は、家の家事を私ができる限りするようにしていました。ですが、体調不良もひどくなってきて、起き上がることもままならないほどになっていったのです。

そうすると、ベッドの上でほぼ寝たきりの生活になりました。起き上がるとめまいや吐き気がひどく、まるで妊娠中のつわりのように気持ち悪かったです。食事はなんとか短時間で起き上がって済ませていましたが、みるみる痩せていき、10キロ近く体重が落ちてしまいました。

毎日ネットでアニメ動画を見て気を紛らわせることで精一杯で、本当に寝たきりの病人のような生活でした。

ひきこもり中に努力したこと

このままでは廃人になってしまうと自分で危機感を覚え、心療内科に通うようになりました。

外に出るのは怖かったので、最初は母に付き添いを頼みました。そして、処方されたうつ病の薬を飲むようになって1~2週間ほどで体調不良や精神的な気分は改善されてきて、やっと病院だけは一人で通えるようになってきました。

それでも、外の社会に出て活動することは怖く、しばらく2年弱は引きこもりの自宅だけでの生活が続きました。体調は薬によってよくなってきていたので、自宅内では家事をこなせるようになっていました。

そして、少しずつ外の世界に戻らないといけないと思うようになり、もともと大好きだったスポーツを再開することにしました。近所にあるスポーツジムに通うことにしたのですが、やはり最初はかようことも怖くて大変でしたが、気力で遣り通そうとがんばって毎日通うようになりました。

ひきこもりからの脱出、そして現在

スポーツジムに通うようになり、まともに通うことができるようになったころには、外の世界で活動をするのもだんだんと平気になってきあmした。やはり、体を動かすということが良い方向に動いたのだと思っています。

その後、ネットで知り合った男性とチャットなどでよく話をするようになり、現在はその男性と再婚して新しい家族ができました。