「引きこもり」は、何かの出来事が原因となり、自信を失った状態になってしまった人が陥りやすい状態です。

「引きこもり」の状態を引き起こしてしまった人の多くは、自ら望んでその状態になってしまったわけではありません。よって、その「引きこもり」から脱出したいと願う人は、非常に多くいます。

しかし、「脱出するためにどのような行動を起こせば良いのか分からない」と悩んでいる人も数多くいるのもまた事実です。そんな人の悩みを解消するために、「引きこもり」の脱出の糸口となることを解説します。

脱出の糸口はどこにある?大切なのは「少しずつやっていく」こと!

「引きこもり」の脱出の糸口には、下記のようなものがあります。

脱出の糸口は「少しずつ」にあった!

「引きこもり」の状態を脱出するためのポイントは、「できることから少しずつ行う」ということです。いきなり大きな目標を立ててしまうと、実行するまでにためらいが生じてしまうのはもちろんのこと、挫折したときのショックも非常に大きいものになってしまうからです。

まずは「生活リズムを立て直すこと」が大切!

「引きこもり」の状態から脱するためのハードル設定として最初におすすめしたいのが、「生活リズムを整えること」です。早寝早起きや1日3回の適切な食事の習慣をつけるといった人間らしい生活を送ることは、単純なことのようですが案外難しいものです。

その習慣を身につけることにより、「できた」ということが自信へとつながって、引きこもりを脱出する第一歩になります。

自分の「得意分野」から徐々にスタートしていく!

生活リズムが整ったら、「自分の得意分野」の中から、できそうなことをピックアップし、徐々に手をつけていくのも1つの手段です。苦手なものにいきなり挑戦するよりも、「これであればできるかもしれない!」ということから始めた方が、その後のモチベーション維持にも役立ちます。

そのときも、決して大きな目標は立てず、小さな目標から立てていくことをおすすめします。例えば「運動習慣を身につけること」を目標にする場合は、「体にフィットしたランニングシューズを購入する」といった、特に気負いのないものから始めてみましょう。

本格的な社会復帰を目指すなら?まずは短い時間からゆっくりと!

いきなり社会復帰を目指そうとすると、さらに自分を追い込みやすくなってしまいます。そうしないためには、以下のようなことに気をつけることが大切です。

いきなり「仕事」に対するハードルを上げない!

「引きこもり」はそもそも「社会的活動を半年間にわたって行っていないもの」ということが定義づけられています。よって、「社会的な活動をすること」=「社会復帰」が、「引きこもり」の脱出の最終目標と言えます。

しかし、いきなり焦って「学校へ行こう!」「正社員になろう!」と意気込んでしまうのは少々危険な話です。前述した通り、いきなり大きな目標を立ててしまうことは、ためらいを生み、挫折したときのショックも大きい上に、モチベーションの維持も困難を極めます。

「社会復帰」は何から始めたら良い?

「社会復帰」をするためには、まずは学びたい分野の本を探してみたり、短期のアルバイトを短時間で始めたりといったことから始めるのが1番です。その1歩をクリアしたら、もう一段階高いハードルを設定していく、ということを繰り返しましょう。

「引きこもり」脱出の注意点は?1つ1つ着実にこなすことが大切!

「引きこもり」の脱出には注意点があります。具体的には、下記のようなものになります。

「引きこもり」は真面目な人がなりやすい!

「引きこもり」状態に陥ってしまった人は、真面目な性格を持つ人が多いです。よって、「1日でも早く現状から脱したい」という気持ちを持ってしまうことがありますが、「引きこもり」に関しては、焦りは禁物です。

「着実に、丁寧に」を心がける!

社会復帰をするためには、自分ができることを1つ1つ、着実に丁寧にこなしていくことが大切です。それが結果として、「引きこもり」の脱出の1番の近道になります。

なかなか上手くいかなくて困ったときは?2つの打開策があった!

「社会復帰をしたくて着実に1つ1つこなしているのに、なかなか上手く行かない」と行き詰まりを感じてしまったときの打開策は、2つあります。

    <社会復帰の打開策>

  • 他人の力を借りる
  • 過去にしがみつかない

他人の力を借りて、打開策を見つけよう!

1人で抱え込んで行き詰まりを感じるときは、信頼できる家族や友人に相談してみるのも1つの手です。延々と1人で考え込んでいても問題が解決しない場合は、一方的な側面でしか物事を捉えられていないことがあります。他人の力を借りると新たな視点で物事を見つめ直すことができる場合があります。

加えて、他人に話をすることでストレス解消にもなります。

過去にしがみつかず、前を見つめるようにする!

過去の出来事がトラウマになって「引きこもり」の状態になっている人は多く見受けられますが、いつまでも過去にしがみついていても、事態は好転しません。過去から未来に視点を向け、「これからどうするか?」を考えることで、道が開けることがあります。

もっと本格的に社会復帰を目指すときは?支援センターを活用するのも手!

1つ1つの問題を乗り越え、「社会的な活動」が可能になったら、「引きこもり」を支援する福祉センターを活用するのもおすすめです。各都道府県の市町村には、「引きこもり」の人々が社会に復帰するための支援をしている場所が多くあります。勇気を出してそれらに相談してみると、本格的な社会復帰への道が開けることもあります。

「引きこもり」脱出のために重要なことは?焦らず丁寧に、じっくりと!

「引きこもり」の脱出方法について、解決の糸口や社会復帰の方法について解説しました。「引きこもり」の状態を脱出するために大切なことは、小さな目標からコツコツと、1つ1つ丁寧にこなしていくことです。

「目標」というと大きなハードルを想像してしまいがちですが、いきなり高いハードルを越えようとするのはなかなか難しいものです。ですが、高いハードルを設定してしまうのではなく、最初のうちは小さなハードルでも十分なのです。

大切なのは、小さなハードルを1つ1つ越えることで自信をつけることです。その自信を積み重ねていくうちに、やがて大きなハードルも越えられるようになります。

また、「引きこもり」の脱出に焦りは禁物です。ゆっくりと自分のペースでハードルを乗り越えることを心がけるのも大切です。