長期間にわたって自室や自宅に閉じこもってしまう「引きこもり」になってしまうと、いざ外出しようという段階になって近所の目が気になってしまうことがあります。

特に「引きこもり」の状態が長期にわたればわたるほど、ネガティブな思考に引っ張られやすくなるため、さらに周囲の目を気にしやすくなってしまいます。

ネガティブ思考にとらわれ、周囲の目を気にし、外出ができなくなるという悪循環のループを断ち切るためには、何かしらのきっかけが必要となります。「引きこもり」を脱するための最終的なゴールは人によってまちまちですが、最初の一歩は「外に出ること」と言っても過言ではありません。

そこで、その「外に出ること」のきっかけ作りのコツについて解説します。

「引きこもり」が外出できない理由は?主なものは3つ!

「引きこもり」になってしまう人は、あらゆる事柄から「外出」を避ける傾向にあります。「引きこもり」の人が外出を避ける理由としては、主に3つあります。

    <「引きこもり」が外出を避ける理由>

  • 近所の視線が気になる
  • 外出する気力がない
  • 外出することにトラウマがある

「引きこもり」は何故近所の視線が気になる?2つの理由!

「引きこもり」の状態に陥ってしまうと、近所の視線を気にして行動するようになります。その理由として、主に2つのことが挙げられます。

「引きこもり」の人は対人関係に恐怖を抱いている!

「引きこもり」になる原因として、最も多く挙げられるのが「対人関係」です。きっかけについては「友人関係が上手く築けなかった」「会社でほかの人と上手く付き合えなかった」など様々な理由がありますが、それが結果として「対人関係に対する不安および恐怖」を植え付けることになります。

「近所の人の目」にネガティブな印象を抱きすぎている!

「引きこもりの状態になった自分を見て、近所の人はどう思うだろうか」と、他者の考えを探ってしまうのが、「引きこもり」の人にありがちな思考パターンです。よって、過剰に近所の人の視線を気にするようになってしまいます。

「引きこもり」は何故外出する気力を失いやすい?2つの理由!

「引きこもり」が外出する気力を失くしてしまう理由は、主に2つ挙げられます。

体力がなくなる!

「引きこもり」を長期間続けていると、限られた範囲しか動くことがないため、運動量が圧倒的に不足し、筋力や体力が失われていきます。そのため長時間外を出歩くことが難しくなり、外出することが億劫になってしまいます。

「外出」に対する嫌な思い出を思い出しやすくなる!

長時間同じ空間にいることで、気分が塞ぎ込みやすくなります。そうするとネガティブな方向に思考が引っ張られやすくなり、過去にあった「嫌なこと」を思い出しやすくなってしまいます。その中に「外に出たことによって嫌な思いをした」経験が含まれていると、より外に出る気力を失ってしまいます。

「引きこもり」は外出に対してトラウマがある?トラウマを抱く理由!

「引きこもり」の人が外出に対して不安を覚える理由としては、「過去の経験」が挙げられます。外出したことで嫌な思いをしたことがある場合、「もう同じ経験をしたくない」と感じるようになり、「外出」自体に恐怖を抱くようになってしまいます。

「引きこもり」が近所の目を気にせず「外出」できるようになる方法は?4つの方法!

「引きこもり」の人が外出できるようになる方法としては、下記のようなものが挙げられます。

近所の目が気になる場合は「人通りが多い時間帯」を選ぶ!

「引きこもりが近所の人にどのように思われるのか不安だけれども、外出に挑戦してみたい」という意思がある人におすすめの方法が、「人通りが多い時間帯に家を出る」ことです。

具体的には、通勤時間帯や通学時間帯に家を出るようにすることで、ほかの人の目に紛れやすくなりますので、外出に対するハードルが比較的低くなります。

自転車で外出する!

自転車のように素早い乗り物に乗ることで、物理的に人の目に触れる時間帯を短くすることも有効な手段の1つです。「すぐに通り去ってしまうから、自分だということがわかりにくいだろう」と理由をつけることで安心することができるため、外出に対して不安感を抱きにくくなります。

外出のきっかけ作りをする!

現代社会では、インターネットなどで情報を集めやすい時代になっています。様々な場所から情報を入手し、「ここであったら行ってみたいかもしれない」と思えるような場所を作ることで、「外出に対する不安」や「外出に対する気後れ」よりも「外出に対する興味」の割合を多くすることが重要です。

目標を低くする!

それでも、いきなり「外に出る」ことはハードルが高い、と感じる人もいます。その場合は、まず自分ができることから少しずつこなしていくことをおすすめします。

最終目標を「外出」に設定したとします。その場合は、服を着替えたり身だしなみを整えたり、外出先を決めたりという「準備」が発生します。この「準備」の中からできそうなものを1つ行い、翌日には1つ増やす…というように、徐々に「外出」できる体制を整えるようにしていくと、「外出」に対する億劫な気持ちが消えやすくなります。

「引きこもり」の人が外出するためには?2つの手段が有効!

近所の人の視線が気になる「引きこもり」の外出について、外出を避ける理由や外出できるようになる方法を紹介しました。「引きこもり」の人は対人関係に不安や恐怖を覚えていたり、トラウマを持っていたり、そもそも外出する気力自体に欠けていたりします。

それを解決するためには、ほかの人が活発に動き出す時間に外出することを選んだり、自転車を使用して周囲の目に触れる時間を短くしたりといった「物理的に視線をそらす方法」と、きっかけを作ったり低い目標のものから乗り越えたりするなど「徐々にハードルを高くして乗り越える」という2つの手段が有効になります。

これらを組み合わせることによって、「引きこもり」の人の外出は乗り越えやすい壁になっていきます。「外出」ができるようになることは、「引きこもり」を直す大きな一歩です。自分にあった方法で乗り越えられるよう努力することが大切です。