性別 男性
イニシャル M.Y.さん
引きこもりになった時の年齢 26歳
引きこもりを脱した時の年齢 28歳
引きこもりしていた期間 2年

2年間のひきこもりから立ち直ったときのことを書きます。自分が経験して本当に誰にでも起こりうることだし、なにも珍しいことでもないとわかりました。

僕もわりと世の中では普通の健康な人間だったのです。そしてひきこもりが長引けばそこから脱却するのはとても難しいことであることもわかりました。

ひきこもりは長引けば長引くほど脱却するのが難しくなるのだと思います。

ひきこもりのきっかけ

最初のひきこもりのきっかけは恋愛によるものでした。僕には三年ほどつきあっていた彼女がいて、もう結婚も視野に入れていました。

仕事も順風満帆とはいかないまでも慣れて稼ぎも悪くはありませんでした。普通の平穏な日々が続いていたころ、彼女からの連絡が少なくなってきて、会う回数も減ってきました。

どういうことが全くわからなかったのですが、彼女に問いただすと、実は同じ会社の男性と最近仲良くなり付き合いたいと思っている。黙っていたことは悪かったが言いにくかったと言われました。

僕はショックが隠せませんでした。そして彼女とは別れました。ちょうどその時期に会社が倒産しました。僕は恋人を失い職も失ってしまいました。

ひきこもりになって

僕は外出するのが嫌になり、もう仕事も探そうとはしませんでした。ただ誰にも会いたくなくて家で難しい本を読むようになりました。

僕ははじめのうちはひとりがとても気楽だと感じていました。好きな本を読んで好きな音楽を聴く、人にあわなくたって平気だと。しかし人にあわなくなりひきこもりるようになってから、人に会うのが怖くなりだしました。

もうそのころには人に会いたい、自分のことを理解してほしいと思っていたのですが、ひきこもりの生活からは抜け出せなくなっていました。

次第に気分も落ち込むようになり、感情のコントロールもできなくなりました。生活のリズムも狂い、夜起きて昼間に寝るような生活になりました。

立ち直るための努力

僕が立ち直る決心をしたのは、父親の病気がきっかけでした。父親はよくない病気でもう長くはないようでした。僕は父親には自分のために苦しませたくはありませんでした。

ハローワークに通い仕事を探しました。それはたまたまとてもよい仕事で、人間もいい人ばかりでした。父親の病気も治療の甲斐があり回復しました。僕は今は以前より健康になりやりがいのある仕事をしています。